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就職留年を経験した筆者が大手企業に内定するまでの経験を書いたブログ

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AIとは?営業はAIに取って代わられるのか

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こんにちは、ア→ルです。

僕は実際に就職留年を経験し、悪戦苦闘しながら、東証一部上場の従業員3万人以上いる企業の内定を勝ち取りました。 自身の経験や当時、就職に関する本を50冊以上読破した知識を同じ境遇の方に少しでも共有できればと思いブログを書いています。

 

こちらでは自分自身が営業職であり、将来AIに営業は取って代わられるのか?について本や講座で調べたのでまとめてみました。

 

  • AIに取って替わられないために

最初に結論からいうと「信用を築く」のが人における大切な能力になると思います。
 
取引の根底には信用がある。営業は信用を掴む職業。顧客から情報を聞き出すにために信用が大切であるAIは分析可能なデータがあってこそ利用できる。データを集めた上での予測・分析は圧倒的にAIが強い。
 
ディープラーニングとは、コンピューター自体がデータをもとに自分で質の高い特徴量を抽出できること。今までは人間が特定したが、例えば年収が高くなるのは?居住地?身長?性別とかの特徴をコンピューターが判定できるようになった。 
  • AIの弱み 

AIが能力を発揮するのは3つの条件が必要である。
・データが取得でき(分析できるデータに落とし込む必要がある)
・分析できるアルゴリズムがあり
・執行できる(体がある)
 
例えば音声は振動の波形に変換しデジタルデータで扱う。画像識別と同じ。
 
この条件が揃わ無いと力を発揮できない。
 つまりAIは
「創造力がなく、感情がなく、信用がなく、手作業に弱く、身体性がない」
ここを人間が補正する形になる
1意志がない
→自分でゴール設定できない
 
2人間のように複合的に知覚できない
→課題の見極め、構造化が指令を与えられないとできない
 
3事例が少ないと対応できない
 
4問いを生み出さない
 
5大枠のデザインができない
→俯瞰して物事を見れない
 
6ヒラメキがない
 
7人を動かさない。モチベートできない
 
 つまり、AIが苦手とするのは
「動機:解決すべき課題を定める力」
「目標設計:何が正解かを定める力」
「思考集中:考えるべきことを捉える力」
の三点だといえます。
 
+α データの集積からの統計判断になるので、過去の延長にない新たな変化には対応が遅れてしまう。
  • 人間の強み

人間に残るのは、創造・感情・信用・手先
 
創造:波乗りしてる犬突飛なアイデアはAIには生めない。
感情労働:AIに空気は読めない。大切なのは論理的な正しさだけではない。
信用:取引の根底には信用がある。営業は信用を掴む職業。信頼があり、情報を聞き出す。そこから先の提案はAIが強い。
手先:手先の器用さはまだ機械には代換できない。
 
例えば人間が接客する旅館は、接客サービスが付加価値になる。
 
上記については「食える仕事食えない仕事」で書かれていることをまとめました。
 
 詳しく知りたい方はこちらを読んで頂けると分かりやすいと思います。
 
  • AIは意味を理解できていない

→計算する機械でしかない。論理・確率・統計の3つに当てはめて答えを出している。これ以外に当てはまらないことは意味が理解出来ない。

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携帯をお持ちでしたらやって欲しいことがあります。
音声アシスタント(siri等)に質問「この周辺で美味しいイタリアのお店は?」と質問して下さい。次に「この周辺で美味しいイタリア以外のお店は?」と聞いてみて下さい。すると、同じ結果が表示されると思います。
 AIは意味を理解しているのではなく、単語毎に分析して、予測しているだけ。
 
  • AIと人間の違い

人間は生命。AIは知能。生命は昔から生き抜いてきて、生きたいという意識がある。AI(知能)はあくまでツールであり、人間は生きたいという意思を高度な知能で達成してきた。AI(知能)が意識を持つことはない。悪人がAiを悪用することに注意が必要。
 
  • 将来、AIに奪われにくい職業とは 

奪われにくい仕事は個人的な予想ですが、芸術分野ではないかと思います。芸術は選択肢として「人の心に湧きあがる感覚」を扱っているため、選択肢の幅が広いと考えられます。また営業職でも信用を顧客と築き、情報を取得してAIやセールステックを有効活用できる人材は残っていくのではないかと思います。